どの英単語も英和辞書上では原則八つの品詞、八品詞に分類されています。
これらの単語を部品として組み合わせて英文が作られます。
八品詞の分類は部品の機能を示すもので、その組み合わせには一定のルールがあります。
このルールの集大成が英文法です。
本書は、それぞれの部品の機能を、分かり易い形で説明し、英文法の骨組みの全体像を明示します。
よく知られたことわざに「木を見て森を見ず」というのがあります。常に全体像を捉えて道に迷うことにないように、「全体を一望する」あるいは「鳥瞰(ちょうかん)する」手法を本書では多用しています。
八品詞でカバー出来ない部分を、派生語で補う仕組みがあり、 英文法骨子の全貌(下図)で示すような形態で、英文法システムが構築されます。 英文の骨組みを作る「英文構成要素」の主語、述語、目的語、補語、修飾語とこれらの要素に対応する適格品詞とを一覧表示の形式で示し、 全容・全貌の理解と把握を容易なものにしています。
英文法 ~英文法骨子の骨組みと全貌の可視化図~
木を見て森を見ず
全体を一望する手法